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すでに解散してしまっているが、かつては自らのことを“キング・オブ・ロック”と名乗り、あのTHE HELLACOPTERSに気に入られてスプリットCDをリリースしたこともある、ノルウェーはオスロ出身のGLUECIFER。かつて、3枚目のアルバムが日本でもリリースされ、日本でも知名度を上げていくかと思いきや、結局日本盤が出たのはそれっきりでした。そんな彼らが1999年にアメリカでリリースした「HEAD TO HEAD BOREDOM」は、「GOD'S CHOSEN DEALER」というシングルと「DICK DISGUISED AS PUSSY」というミニアルバムにライブ3曲をプラスしたコンピレーション・アルバム。ラフでノイジーな爆走ロケンロー満載の作品で、寄せ集め感はゼロ。まぁ、それほど多くのCDから集めてきたわけじゃないからね。 そんなアルバムからのおすすめは「UNDER MY HOOD」。GLUECIFERはアルバムをリリースするたびにまとまりのあるハード・ロック色を強めていったんですが、この楽曲は初期の荒々しくガレージィなロケンロー以外のなにものでもない。また、3枚目のアルバムで頂点を極める哀愁のメロディの片鱗も聴かせ、ノイジーなサウンドと共にキャッチーなヴォーカルメロディやコーラスを聴かせてくれる。音は若干薄っぺらいですけど、GLUECIFERという爆走ロケンロー・バンドのロックに対する心意気が伝わってくる男前な1曲です。 GLUECIFER解散後、バンドの中心人物でギタリストだったキャプテン・プーンはニューバンドBLOODLIGHTSを結成。2007年にはアルバムをリリースしています。また、レア音源も収録したGLUECIFERの2枚組ベストアルバムが2008年4月にリリースされたようですが、どうやら今回はノルウェー国内のみのリリースだった模様。残念ですな。 GLUECIFER OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2008-06-16 14:31
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