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あまりにも強すぎる個性のぶつかり合いは、バンドにとって決していいことではないと証明したようなALCATRAZZ。それまでは雇われヴォーカリストという印象が強かったグラハム・ボネット率いるバンドで、そのむせぶような声は唯一無二のものですよね。そんな強烈な個性にまずぶつかったのが、あのイングヴェイ・マルムスティーンである。デビューアルバムである「NO PAROLE FROM ROCK 'N' ROLL」ではすべての楽曲の作曲を手掛け、後の様式美ヘヴィ・メタルとはまた違ったハード・ポップな楽曲を残している。結局アルバム1枚でバンドを抜けたイングヴェイの後釜は、これまた個性的なスティーヴ・ヴァイ。非常にエキセントリックなギタープレイを聴かせ、セカンドアルバム「DISTURBING THE PEACE」はヴァラエティに富んだアルバムとなった。が、やっぱりアルバム1枚でバンドを去ったヴァイの穴を埋めたのは、当時アリス・クーパーのバックバンドにいたダニー・ジョンソンなのだが、彼が参加したサードアルバムにしてバンドのラストアルバム「DANGEROUS GAMES」はCD化すらされていない始末。 で、長々と書きましたが、今回とりあげるアルバムは「THE BEST OF ALCATRAZZ」で、1998年に一度リリースされていますが、2007年版はリマスタリングも施され、現在彼らの音源をとりあえずもっとも良い音で聴けるアルバムです。その中から、ファーストアルバム収録の「ISLAND IN THE SUN」をおすすめ。さわやかなキーボード、ダンディなヴォーカル、テクニカルなギターソロ、キャッチーなメロディと、とにかく素晴らしいハード・ポップの名曲。楽曲の上においては個性と個性のぶつかり合いもよい結果を生む化学反応を起こしたようで、グラハムのヴォーカルもイングヴェイのギターも、どちらもが前面に押し出されているにもかかわらず、すべてがかちっと納まるべきところに納まっている感じで、非常にうまく構成されている。 さて、再結成ツアーも記憶に新しいALCATRAZZですが、オリジナル・メンバーはグラハム・ボネットのみで、バンド名使用に残りのメンバーが異議を唱えている模様。まぁ、アルバムごとにギタリストも違いますし、相当のマニアでもない聴き手からすると、グラハム・ボネット=ALCATRAZZのような気もします。が、当のメンバーからすれば違いますね。ええ、わかっているつもりです。 by 9215 |
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| 2007-08-07 21:29
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