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キング・オブ・ヘヴィ・メタル、MANOWARの記念すべき10枚目のスタジオアルバム「GODS OF WAR」が、ついにリリースされました。前作「WARRIORS OF THE WORLD」から妙に商売っ気をだしはじめた彼らは、今回も豪華な限定盤を用意しておりました。MANOWARのロゴがエンボス加工で浮き出たメタルスリップケースに革の装丁を施したデジパック、そして、アルバム制作の裏側やカール・ローガンがデザインしたギターの宣伝などを収めたDVD。この限定盤、とにかく重い。MANOWARらしいっちゃあらしいが、メタルスリップケースが鉄板を折り曲げただけという手抜きもあります。 さて、肝心の中身ですが、これが今までになく仰々しいサウンドになっております。コンセプトアルバムということで、語りやクラシカルなインストゥルメンタルのみの楽曲が思いのほか多く、1曲1曲を抜き出してああだこうだ言える楽曲が少ない。なので、アルバム全体でひとつの作品と捉える方がしっくりくるアルバムである。かなり冒険したアルバムだと思います。先にシングルやDVDのボーナスでリリースしたスピーディーな楽曲を除くと、そういった楽曲がアルバムにもうあんまり残っていない。MANOWAR初体験の人には、もしかするとかなり微妙な作品かもしれない。 このブログでもシングルカットされた楽曲はもう紹介しちゃったので、今回はまだアルバムの中に残っているスピーディーな楽曲である「SLEIPNIR」をおすすめ。この楽曲も語りから入るが、そのあとになかなかポップなメロディが飛び出してくるMANOWARらしい楽曲。今作ではとにかく低音が強調されていて、この楽曲もベースのうねりが尋常じゃない。そんなのた打ち回るような低音にかぶさるメロディは先述したように思いのほかポップで、「FIGHTING THE WORLD」や「KINGS OF METAL」の頃を思い出させる。全編にわたって配されたコーラスも実に大仰で、メロディのポップさのわりには楽曲に重厚感を与え、とにかく仰々しいアルバムの世界観を壊すことはない。 ライブで何曲か選んでプレイするというタイプの楽曲が、このアルバムには少ない。やるなら完全再現ですな。「THE TRIUMPH OF STEEL」収録の組曲「ACHILLES, AGONY AND ECSTACY」ほどのやっちゃった感はないが、敷居の高いアルバムになってしまったことは事実だろう。また、ライナーノーツが全てルーン文字というこだわりだが、読みにくいだけです。ルーン文字とアルファベットの相対表はあるものの、いちいち見て読むのはめんどくさい。本アルバムにかぎっては、こだわりがちょっとだけ裏目に出ちゃったかな……。 MANOWAR OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2007-03-20 15:35
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