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トーキョーには住んでません。それほどロンリーってわけでもないかも。サムライマンってほど度胸はありません。しかし、怒髪天のニューアルバム「トーキョー・ロンリー・サムライマン」はガツーンと僕の耳朶を刺激し、ドカーンと脳を揺らし、グワッシとハートを握り締めたのであります。なんでしょうね? この失くしていた、決して失くしてはいけなかったものを思い出させてくれるような感覚は。じんわりとあたたかく、どれだけ傷ついても優しく、ときに厳しく受け入れてくれるこの抱擁感は。時代の流行についていけず、どれほど不器用に今を生きていたとしても、怒髪天さえ聴けば自分の中に勇気が、それがどんなに小さくとも芽生えるように思えるはず。 そんな不器用な日本男児どもに捧げる賛歌として、今回はタイトルトラックの「トーキョー・ロンリー・サムライマン」をおすすめ。哀愁のギターに、どこか懐かしいキャッチーなメロディ、リアルすぎる歌詞。全てが涙を誘う。都会で生きる苦しさや孤独をこれほどまでにはっきりと歌っていながら、押し付けがましくならないようにできるのは怒髪天だけだと思う。 正直ね、僕もここまで孤独にさいなまれたことはないですよ。涙しながらラーメンすすったこともないし、お酒も飲めないし……。でも、なぜかわかるんですよねぇ。これが都会という砂漠に生きる男の姿だって。とことん不器用で、何か大きなことをしでかしてやりたいけれどそんな度胸もない。きっと、みんなわずかながらも思い当たるところはあるんじゃないでしょうか。 さて、「トーキョー・ロンリー・サムライマン」というアルバムは、実に残酷なアルバムである。ずっと自分を騙して日々を送っているのに、このアルバムに収録された楽曲のどれもがその隠しておきたいものうきぼりにしてしまう。しかし、そうやって本当の自分と面と向かった時に、たぶん何か素晴らしいものに気付くんじゃないだろうか。そうでなきゃ、このアルバムは残酷すぎる。 怒髪天 オフィシャル・サイト by 9215 |
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| 2006-11-11 13:01
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