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最近はあまりにも細分化が進み、ジャンル分けというのは結構意味がなかったりしますよね。ようは、何でもやったもん勝ちってことです。しかし、やはりそこにはリスナーを惹き付けるなにかがないといけません。その点で言うと、REBEL MEETS REBELというバンドは、あらゆる意味で我々を惹き付ける音楽をやっているといえるでしょう。 今は亡き(なんだかこう書くのも心苦しいけれどね)ダイムバッグ・ダレルと、ヴィニー・ポールとレックス・ブラウン、つまり、フィリップ・アンセルモ抜きのPANTERAに、伝説のアウトロー・カントリー&ウェスタン・ミュージシャン、デヴィッド・アラン・コーを加えたプロジェクトがREBEL MEETS REBELである。始まりはほんのお遊びだったらしいが、ダレルの死をきっかけに、1枚のアルバムとしてリリースされたのが、セルフ・タイトルを冠した「REBEL MEETS REBEL」。 簡単に言うと、カントリー・メタルですかね。そんな、あまり意味がないかも知れないジャンル分けの言葉を一番表している楽曲で、本作からのおすすめが「REBEL MEETS REBEL」。ダレルによるヘヴィ・メタリックなリフに、デヴィッドのカントリーらしいヴォーカルとメロディがのる名曲。フィドルなんかも気持ちよくなっていて、まさにカントリー・メタルという言葉を的確に表した楽曲。その上、ダレルの声も聴けるよ。 本作収録の楽曲は、メロディはあくまでカントリー&ウェスタンだが、バックの演奏はPANTERAを思わせるダレル印のヘヴィ・メタリックなもの。意外すぎる取り合わせだが、これがしっくりときていて、新たなジャンルを生み出したといえる。まさにCOWBOY FROM HELL! REBEL MEETS REBEL OFFICIAL SITE すごいですね~。異様なおっちゃんですね~。貫禄があるというかなんと言うか……そりゃあ伝説と呼ばれるよ、ってな風貌ですね~。 デヴィッド・アラン・コーはオハイオで生まれ育ち、30歳までに様々な刑務所や施設へ送られ、投獄されていない間はOUTLAWSというバイクギャングのリーダーを務めた。しかし、あるとき国民的大スターになろうと突然思い立ち、購入した霊柩車で暮らしながらソングライターとして活躍、頭角を現していく。カントリー&ウェスタンの大物に楽曲提供をしたり、自身も一緒にレコーディングしたり、GRAND FUNK RAILROADとツアーした経験などを持つ。 PANTERAがデヴィッドの楽曲をライブ前に流していたこともあり、それがきっかけでREBEL MEETS REBELというプロジェクトが生まれた。 by 9215 |
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| 2006-06-14 12:20
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