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昔々、エゲレスにDRAGONHEARTというバンドがおりまして、そこでキーボードを弾いていたスティーヴ・ウィリアムズは、「もっと幅広い音楽がやりたい」と言って友好的にバンドを脱退し、2001年にPOWER QUESTを立ち上げます。残されたDRAGONHEARTのメンバーはDRAGONFORCEと名を変え、あの冗談のようなスピードとアグレッションを爆発させたアルバムで2003年に華々しくデビュー。しかし、POWER QUESTはさかのぼること1年前の2002年にデビューアルバムをリリースしていました。キラキラと美しくさわやかなキーボード・サウンドとそれなりの疾走感で、確かにスティーヴ・ウィリアムズがDRAGONFORCEとは違うことをやりたかったんだなとうなずかせます。そんな彼らが2005年にリリースした3枚目のスタジオアルバム「MAGIC NEVER DIES」。全編に配されたきらびやかなキーボード・サウンドと、ヘヴィ・メタル然とした疾走感にヘヴィ・メタルらしからぬさわやかさ。デビュー当時からその路線に大きな変更はなく、しかし穏やかなメロディには磨きがかかった作品に仕上がってます。このアルバムがユニークなのは、サウンドはキラキラ・メロディック・ヘヴィ・メタルなのに、剣や魔法が歌詞に登場することはなく、現代や未来、宇宙などをテーマにしていることですかね。まぁ、それだけ世界が発達しても、“魔法”は消えないっていうスタンスですけどね。 そんなアルバムからのおすすめは「CHILDREN OF THE DREAM」。いちいちきらびやかに楽曲を彩るキーボードと、さわやかでありながらちょっとメランコリックなメロディがなんとも耳を弾く、キラキラ・メロディック・メタル・ナンバー。まぁ、ツーバスどこどこの疾走感がないので、ヘヴィ・メタルというよりはハード・ロックっぽいですけどね。そんな細かいことを抜きにしても、サビで聴かせる重厚なハーモニーやソロでのギター対キーボードのバトルなど、聴きどころはたくさん。 主張するキーボード・サウンドがこのアルバムの、ひいてはPOWER QUESTの重要な要素ではありますが、ギターも結構頑張っていて、特にソロでは印象的なフレーズを聴かせてくれます。疾走するドラムも頑張ってますが、音の軽さが玉に傷ですね。本アルバムを聴くと、もしもスティーヴ・ウィリアムズがDRAGONHEARTを脱退せず、DRAGONFORCEになっても在籍していれば、もっとキャッチーで速いナンバーが生まれていたんじゃないかと思ったり思わなかったり。 POWER QUEST ODFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2011-08-22 12:08
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