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ちょっと前に輸入盤ショップを沸かせていたSLANDERと言うバンド。イギリスで1990年に結成され、翌年に自主制作で「CARELESS TALK COSTS LIVES」という唯一のアルバムをリリース。そんな作品が2011年になって初オフィシャルCD化され、あまりにも熱の入ったショップの謳い文句にくるくると踊らされるままに購入。これがまぁ、大英帝国らしいウェットでメランコリックな正統派サウンドを聴かせてくれる1枚となっております。1991年のリリースながらそのサウンドはまんまN.W.O.B.H.M.で、アンダーグラウンドではその熱狂も静かに続いていたんだと思わせる内容。少々こもった音質で聴かされる哀愁のメロディやキャッチーなギターリフの数々は、N.W.O.B.H.M.をリアルタイムで経験した幸運な人にとってはたまらないものがあるでしょう。あと10年早く本アルバムがリリースされていたら、もしかすると今では大名盤として知られていたかも。 そんなアルバムからのおすすめは、1曲目を飾る「FIGHTING TALK」。アルバムの中ではかなりヘヴィなアグレッションを感じさせる楽曲で、ソリッドでありながらメランコリックなメロディやコーラスワーク、疾走感のあるリズムがなんとも心地良い。彼らはPRAYING MANTISあたりの哀愁系メロディを得意とするバンドと比べられることが多いようですが、この「FIGHTING TALK」に限ってはSAVAGEなんかを思い出させますね。 さて、2011年になって何ともマニアックなアルバムが再発されたわけですが、本作にはボーナスディスクがついてまして、何と2009年に再結成を果たした彼らによるアルバムからの6曲の新録バージョンと、これまた驚きの6曲の新曲が収録されています。レコーディングは2009年の暮れから2010年の夏ごろにかけて行われたようですが、そんなことが信じられないほど全曲N.W.O.B.H.M.サウンドに仕上がってます。このまま彼らが活動を続け、ニューアルバムなんかをリリースしてくれたら1980年の大英帝国にタイムスリップしてしまいそうな予感がします。 by 9215 |
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| 2011-07-11 11:44
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