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前回ちょろっと名前の出た、オーストラリア出身の正統派パワー・メタル・バンドDUNGEON。結成は1989年にまでさかのぼり、1992年にデモカセットを、1995年にプロモ用のEPを作成。それらの音源に食いついたのが、なんと日本のTDKコアというあの有名なTDKの関連会社。それまでは主に教育関連のビデオを発売していた会社から、デモ音源を集めてリリースされたのが本アルバム「DEMOLITION」であり、そのおかげかDUNGEONはどこよりも早くここ日本で大注目を集めることに。その内容はというと、デモ音源ということで確かにサウンドはちょっとしょぼい。しかしながら、パワフルでドラマチックな楽曲やテクニック、抜群のメロディセンスなどなど、将来有望株なにおいがぷんぷんする内容であったことは間違いない。楽曲のタイプも様々で、メロディック・パワー・メタル然とした楽曲はもちろん、L.A.メタルちっくでキャッチーなメロディを聴かせるナンバーやテクニカルなギターが耳を惹くインストゥルメンタル、アグレッシヴでスラッシーなスピードナンバー、果ては80年代初期ニューウェーブの中心的バンドだったBLONDIEのカバーまで飛び出してくる。そのせいか寄せ集め感があるものの、1曲1曲のレベルは相当に高いと言えます。 そんなアルバムからのおすすめは「PARADISE」。引きずるような重さのあるギターサウンドとは裏腹に、ヴォーカルのロード・ティムの伸びやかなハイトーンが爽快で飛翔感のあるキャッチーなメロディを聴かせてくれるナンバー。そして、一糸乱れぬハーモニーを聴かせてくれるツインギターやコーラスが楽曲を盛り上げます。さらによく耳を澄ますと、ベースもかなり印象的なプレイを聴かせ、サウンドのしょぼさなんて気にならないほど魅力的な1曲となっております。 さて、かなりの賭けであったであろうオーストラリアの新人アーティストのデモ音源集をリリースしたTDKコアはほどなく倒産し、本作品で大注目を浴びたDUNGEONもしばらく日本から遠ざかることとなります。1999年にようやく1枚目のスタジオアルバム「RESSURESTION」をリリースし、2002年にはセカンドアルバム「RISE TO POWER」をリリースするも日本盤は出ず。しかし、2004年の3枚目のアルバム「ONE STEO BEYOND」でようやく日本再デビューを果たします。が、2007年の「THE FINAL CHAPTER」を最後にバンドはビジネス上の問題により解散。ヴォーカリストのロード・ティムはソロ・プロジェクトLORDを率いて現在も活動中。 DUNGEON OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2011-03-11 12:13
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