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1993年フィンランドにてSHAMAANI DUOというバンドが結成され、後にSHAMANと改名。しかし、バンドの方向性やブラジルの同名バンドとの混同を避けるために、2003年に再び改名し、ようやくむさくるしい酒飲みおっさん妖精集団KORPIKLAANIが誕生。KORPIKLAANIとは、フィンランド語で“荒野の一族”を意味するらしい。そんな彼らが2011年に7枚目のスタジオアルバムとなる「UKON WACKA」をリリースした。ウッコというフィンランドの農作物や天候の神を崇拝する儀式の収集という意味を持つタイトルがつけられた本アルバムは、次世代の偉大なるマンネリズムを貫く彼ららしいサウンドに仕上がっていて、ファンは安心して聴くことができるでしょう。フォーキッシュなメロディとサウンドにヘヴィでメタリックなギターリフをマッチングさせ、呑めや歌えやの森の大宴会が繰り広げられます。とはいえ、フィドルが陽気に鳴り響くアップテンポなこれまで通りの楽曲の中にもアコーディオンが重厚なメロディを奏でるミドルテンポの楽曲があったりグルーヴィな楽曲があったりと、馬鹿騒ぎ一辺倒のアルバムではありません。まぁ、ほとんどそうなんですけどね。 そんなアルバムからのおすすめは「TEQUILA」。はい、アルバムの中では最も異質な楽曲です。アコーディオンが小気味よいリズムを刻み、フィドルが陽気なメロディを奏で、ヨンネ・ヤルヴィラの独特のリズムで歌う酔いどれヴォーカルがなんともタイトルにぴったり。サウンド自体は何の違和感もなくKORPIKLAANIそのものなんですけどね、やっぱり“テキーラ”を題材に選んだ時点でどこか異質な感じがする。北欧にいながら南米のアルコールのことを歌い、しかしその陽気な雰囲気には共通点があり、やはりKORPIKLAANIらしいと納得してしまう。 さて、ファンなら納得の本アルバムも、やはり諸刃の剣である偉大なるマンネリズムだけあって、前作との相違点はあまり見つけられない。良くも悪くも同じような楽曲が並び、このサウンドが好きだからというファン以外にアピールする新要素はありませんね。ただ、ボーナストラックにMOTÖRHEADのカバーを持って来るあたりは新たな挑戦と言えるかな? その「IRON FIST」のカバーも面白い仕上がりになってますし。 KORPIKLAANI OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2011-03-03 11:13
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