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1984年にフィンランドはヘルシンキにて結成された、北欧メロディック・パワー・メタル界のベテランSTRATOVARIUS。2008年にバンドのリーダーでありギタリストだったティモ・トルキが脱退し、解散の危機を迎えるも後任にマティアス・クピアイネンを加入させて再始動。そして2011年、日本先行発売で13枚目となるスタジオアルバム「ELYSIUM」をリリース。前作同様ギューラ・ハヴァンチャクによる壮大で美しいジャケットが目を惹きますね。肝心の内容はというと、前作の延長線上にあるタイトで少々モダンなメロディック・パワー・メタルを聴かせてくれます。各楽曲もそれぞれの個性を持ち、キャッチーなスピード・ナンバーからダークな雰囲気を漂わせるもの、ヘヴィでプログレッシヴな楽曲に美しいバラードまで、バラエティに富んだアルバムに仕上がっていると思います。90年代中期に全盛期を迎えたバンドのサウンドと比べるとどこか淡白な印象はあるものの、じゅうぶん匹敵するアルバムと言えるでしょう。また、本アルバムでは若いマティアス・クピアイネンが大活躍しており、プロデュースも彼によるもの。また、アルバムの最後を飾る18分にも及ぶ大作もマティアスのペンによるものだ。 そんなアルバムからのおすすめは「THE GAME NEVER ENDS」。名キーボード・プレイヤー、イェンス・ヨハンソンのペンによるナンバーで、収録曲の中でもっとも抑揚のあるキャッチーなメロディを聴かせる1曲。北欧らしい哀愁を感じさせながらもサビで聴かせるメロディや軽快なリズムがポジティヴで、男だらけのコーラスが力強く、イェンスの控え目ながら要所要所で聴かせるキーボード・メロディが印象的なスピード・ナンバー。 さてさて、稀代のメロディメイカーであったティモ・トルキを失ったマイナス要素もなんのその、自分たちで何とか出来るもん! と言わんばかりに良いアルバムをリリースしてくれたと思います。母国フィンランドのチャートでは1位を獲得したようだし、STRATOVARIUSはまだまだ健在ってことですな。2月下旬には来日する予定の彼らですが、ティモ・コティペルトさんが細菌性の感染症になってしまってフランスのツアーをキャンセルしていた模様。現在はツアーに戻っているらしいですが、日本のステージでは元気な姿を拝みたいものですね。 STRATOVARIUS OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2011-01-31 11:54
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