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アメリカ出身のバンドながら欧州的感覚を持ち合わせており、ウェットでエモーショナルなヘヴィ・メタル・ナンバーをプレイし続けるRIOT。彼らの結成は1976年にまでさかのぼり、今回ご紹介するファーストアルバム「ROCK CITY」のリリースはなんと1977年だ。当時、イギリスではN.W.O.B.H.M.勃発の兆しが見え始めていたころで、そんな時代を背景を考えると、RIOTの「ROCK CITY」は実にヘヴィで疾走感にあふれた衝撃的な作品だったはず。そんなアルバムの前半は、ニューヨークらしい硬質なヘヴィ・メタルの中にも哀愁を漂わせるアグレッシヴなナンバーが並ぶ。まだまだ荒削りながら、RIOTの本質はすでに完成されていると言っても過言ではない。ソリッドな前半戦を終えると、今度は実にアメリカンな後半戦に突入する。ヘヴィ・メタルとハード・ロックの境界線を絶妙のバランスで走り抜ける、爽快感あふれるアメリカのバンドらしい楽曲を聴かせてくれる。ところで、ジャケットで斧を抱くジョニー君。RIOTは、このマスコットのせいでかなり損をしているバンドだと思う。1983年のアルバムまでジャケットを飾ったジョニー君は、一度その姿を消すも、1999年から再びジャケットに登場。エディやヴィク・ラトルヘッドなみにヘヴィ・メタル界を代表するキャラでもいいはずなんですけど、いかんせんふわふわのアザラシですからねぇ。 それはさておき、RIOTの記念すべきデビューアルバム「ROCK CITY」からのおすすめは「WARRIOR」。このウェットなサウンド、哀愁のメロディ、疾走感。ヘヴィ・メタル・アンセムとして今でも語り継がれる名曲であり、RIOTの代表曲と言えるナンバー。マーク・リアリの奏でるメロディにアグレッシヴなギターリフ、そしてスリリングなソロと哀愁のソロなど聴き所は多い。今は亡きガイ・スペランザのラフなハイトーンもパワフルで、楽曲に力強さを与え、よりヘヴィ・メタリックにしていることは言うまでもない。まぁ、ベタな選曲でありますが、このカッコ良さには抗えません。 さて、この音楽性のせいか、RIOTは日本や英国でまず人気に火がつきます。日本で本アルバムがリリースされたのは翌年の1978年。邦題は「怒りの廃墟」でしたが、ジャケットを見ただけのネーミングですな。さてさて、最近の彼らと言えば、どうやらニューアルバムを制作しているようです。2010年秋には発表する予定らしいですけど……。 RIOT OFFICIAL MySpace MARK REALE OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2010-09-06 11:34
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