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今やアンダーグラウンドなスラッシュ・メタルというジャンルから遠く離れた位置で世界的名声を手に入れたMETALLICA。そんな彼らが1999年に初めてリリースした公式ライヴアルバムが「S&M」。別にあやしいアルバムじゃないですよ、念の為。「S&M」は「SYMPHONY & METALLICA」の略であり、その名の通りオーケストラと共演したステージを収録したライヴアルバムでございます。初のライヴアルバムにしてこんな変則球を投げてくるとは、さすがMETALLICA。90年代に入ってからのMETALLICAは、常に新しいことに挑戦し続けるバンドでした。それゆえオールドファンから非難を受けることもしばしばありましたが、その都度新たなファンを取り込むことに成功し、今では世界的なロックモンスターとなりました。そんな彼らがオーケストラと共演し、そして、名曲の数々に新たな命を宿すことに成功しています。とはいえ、METALLICAが自分たちの楽曲を新たにいじくり回した形跡はありません。プレイされる楽曲はMETALLICAそのままで、ヘヴィネスとアグレッションに満ちています。オーケストラ・サウンドはそれらに重厚感を与え、より深みのある楽曲へと昇華させるお手伝いをしているという感じですね。 そんなアルバムからのおすすめは「BATTERY」。アルバムの、そしてライヴの最後を飾る楽曲です。緊張感のあるストリングスのサウンドで幕を開け、あの凶暴なスラッシュ・ナンバーがオーケストラとの共演において凄まじいほどの化学変化を起こしています。METALLICA側のサウンドは変わらず鋭利なギターリフにヘヴィなドラミングで突き進み、オーケストレーションは適度な緊張感を生み出し、シンフォニックなヘヴィ・メタルとはまた違う可能性を聴かせてくれます。まぁ、すごいのは、METALLICAの楽曲に合わせてオーケストラのアレンジをしたマイケル・ケイメンですね。 近年は映画音楽で注目を集めるマイケル・ケイメンですが、彼のスタートはバロック音楽とロックの融合を目指したバンドNEW YORK ROCK & ROLL ENSEMBLEで、名前を変えながらも5枚のアルバムをリリースしています。他にもロック・ミュージックとクラシック音楽の融合に尽力してきた人物で、今回の企画にはうってつけのお方。METALLICAとの初顔合わせは、通称ブラック・アルバム「METALLICA」で「NOTHING ELSE MATTER」のオーケストラアレンジを担当した時だったようです。 METALLICA OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2009-11-25 12:51
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