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結局、元THE WILDHEARTSのダニーが率いたTHE YO-YO'Sは、2005年にミニアルバムをリリースしてから活動を停止してしまった。しかし、2005年のミニアルバムリリース時にメンバーだったトム・スペンサーとリッチ・ジョーンズが再びタッグを組み、THE LOYALTIESは2006年に誕生する。2007年にデモトラックを収録したEP2枚を完売させ、ようやくフルアルバム「SO MUCH FOR SOHO」を2008年にリリース。メロディアスでRAMONESやCLASHのような、ハードでパンキッシュなロックンロールを目指したというサウンドは、なるほどキャッチーなメロディ満載でありながらどこか男臭いワイルドなロックンロールだ。 そんなアルバムからのおすすめは「SOFA SURFING UK」。マイナー調の哀愁漂うキャッチーなメロディが印象的なナンバー。ギターやサビのメロディを聴くと、最近のアメリカでよく耳にする攻撃性もアティテュードもないパンク・ロックをちらりと思い出してしまうも、そこはCLASHを意識しているというだけあって、ラフな演奏やハスキーなヴォーカルがかつてのハチャメチャなロンドン・パンクを感じさせる。THE QUIREBOYSのスパイク並にかすれたハスキーヴォイスが、またハードボイルドな男臭さを感じさせます。 THE LOYALTIESは、THE YO-YO'Sと同じようにメンバー全員がヴォーカルとしてクレジットされていますが、主に歌っているのはトム・スペンサーですね。他のメンバーは分厚くてキャッチーなコーラスとして頑張っております。ここにダニーがいればTHE YO-YO'Sのニューアルバムとしてリリースできそうな感じがしないでもないですが、それじゃあTHE LOYALTIESの存在意義がなくなっちゃいますね。 THE LOYALTIES' MySpace by 9215 |
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| 2008-07-31 18:14
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