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DROPKICK MURPHYSは1996年に結成された、アイリッシュなメロディを前面に押し出したパンク・バンド。記念すべきデビューアルバムとなった「DO OR DIE」では、のっけから勇壮で威風堂々としたバグパイプの音色で始まり、現在はバグパイプ奏者やアコーディオン奏者を正式メンバーに加えて大所帯となっているが、このころはまだ4人編成のバンドだった。アイリッシュなメロディはデビュー当時から彼らの持ち味であったが、まだバグパイプやアコーディオンといった楽器の音は飾り付けにすぎず、ストレートなパンク・ロック・バンドという印象が強い。それでも、そのメロディセンスは抜群だし、シンガロングな楽曲は破壊的なパンクとは一味違う。 そんなアルバムから「GET UP」をおすすめ。バグパイプもアコーディオンも聴こえてきませんが、哀愁のメロディがなんとも胸を打つパンク・ナンバー。パンクらしくシンプルでとんがったギターリフが印象的で、彼らのルーツがストリート・パンクにもあるということを示す楽曲だと思う。現ヴォーカリストから比べると、当時のヴォーカリスト、マイク・マコーガンのスタイルはルーズに聴こえるかもしれないが、それがかえって場末のパブや小さなライブハウスでプレイしているような雰囲気を醸し出し、いい意味で楽曲に味を出している。ビールやウィスキーが似合いますよね。 ところで、バグパイプ=アイルランドというのは間違いで、バグパイプはもともとスコットランドの楽器。DROPKICK MURPHYSは、バグパイプでアイリッシュなメロディを演奏しているだけである。でも、まぁ、しっくりくるよね。日本人好みというか、バグパイプが奏でるアイリッシュなメロディはなぜか胸にぐっとくる。その頂点を極めたのが3枚目のアルバム「SING LOUD, SING PROUD」だけれども、それ以降はちょっと控え目になっているような気がしないでもない。なにはともあれ、THE CLASHから脈々と受け継がれるパンク・プラス・アルファのスタイルをハイクオリティで守り続ける貴重なバンドだ。 DROPKICK MURPHYS OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2007-04-26 14:28
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