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早いうちからヒップホップやハード・コアという、ストリート感覚あふれるジャンルとのクロスオーバーを実践してきたANTHRAX。しかし、彼らはやはりスラッシュ・メタル・バンドであった。ミクスチャー系のEPをリリースしながらも、特徴的なギター・クランチと実は結構歌えるジョーイ・ベラドンナのヴォーカルを武器に、彼らはスラッシュ・メタル・バンドとしての確固たる地位を着実に築き上げていった。だが、バンドとジョーイの音楽性の違いは徐々に大きくなり、バンドは1992年にジョーイを解雇。当時解散常態にあったARMOURED SAINTのジョン・ブッシュを新たにヴォーカリストに向かえ制作された「SOUND OF WHITE NOISE」で、ANTHRAXはさらに独自の道を突き進むことになる。 そんなアルバムから、今回は「ONLY」をおすすめ。アグレッシヴなギター・クランチは影を潜め、モダンなリズムやグルーヴを前面に押し出したアルバムの中で、それらを象徴するかのようなミドルテンポの楽曲。抑揚がありうねるようなヴォーカル・メロディを歌うジョン・ブッシュのスタイルはジョーイ・ベラドンナとはまったく違い、ANTHRAXがスラッシュ・メタルという括りから飛び出すのにはうってつけのヴォーカリストだった。元祖ヘヴィ・ロックともいえそうなスタイルに変貌したANTHRAXは、この後もキャッチーなヴォーカル・メロディが印象的なアルバムを多くリリースすることになる。 僕のANTHRAX初体験はこのアルバムで、実を言うとこれ以前のジョーイ・ベラドンナの時代のほうが違和感があった。鋭いギターリフとジョン・ブッシュのハスキーだけど丸い声が、僕にとってのANTHRAXのスタイルだった。オールド・ファンは僕と正反対の感覚なんだろうなぁ。今でもどちらが好きかと尋ねられたら、僕は迷わず「SOUND OF WHITE NOISE」以降のアルバムが好きだと答えるだろう。 ANTHRAX OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2007-02-28 12:02
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