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今回はAEROSMITHへのトリビュート盤です。正直、あの個性の塊のようなスティーヴン・タイラー率いるAEROSMITHの楽曲をカバーしたところで、原曲を超えるものが出来上がるはずがないと思います。超えるどころか、聴いていて赤面してしまうような出来の楽曲がほとんどなんじゃないかと思っていますが、ところがどっこい本アルバム「TRIBUTE TO AEROSMITH NOT THE SAME OLD SONG AND DANCE」は会心の出来であります。腕に覚えのあるアーティストが集結しているという事もあり、なかなかどうして聴き応えあり。 そんな中から、ハイライトチューンであろうロニー・ジェイムス・ディオとイングヴェイ・マルムスティーンの豪華共演でおくる「DREAM ON」をおすすめ。デビューアルバム「AEROSMITH」に収録の名曲。しょっぱなから弾きまくりのイングヴェイに苦笑いしながらも、やはりロニーの歌の巧さに感動する1曲。スティーヴンと歌い方はまったく違い、ロニーが歌う「DREAM ON」はやっぱりヘヴィ・メタル色の強いバラードに聴こえますね。そこにイングヴェイの弾きまくり様式美速弾きギタープレイが重なるものだから、もう、二人のやりたい放題です。 さて、このアルバムはブルース・キューリックの実兄ボブ・キューリックをプロデューサー兼サイドギタリストとしたトリビュート企画の第2弾である。上記のお2人さん以外にも、テッド・ニュージェント、ヴィンス・ニール、スティーヴン・パーシーがヴォーカリストとして参加。ギタリストとしては、スティーヴ・ルカサー、トレイシー・ガンズ、クリス・ホルムスが参加しとります。バンド単位でなく、カバーする楽曲ごとにミュージシャン単位で参加し、なかなか面白く聴き応えのある企画アルバムに仕上がっている。 ちなみに、この企画の第1弾は……明日ご紹介します。 by 9215 |
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| 2006-08-08 15:05
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