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VICIOUS DELITEは、RATT解散後、ARCADEで2枚のアルバムをリリースしたスティーヴン・パーシーが新たに組んだバンドで、4人のメンバーの内3人はARCADEからの続投となる。デビューアルバムにして(たぶん)唯一のアルバム「V.D.」は、もともとスティーヴンが自主制作してサイトのメイルオーダーのみで販売していた5曲入りのミニアルバムに、あと5曲追加したもの。オリジナルは1995年にリリースされ、日本盤も出ている。2000年にはボーナストラックを2曲追加してリイシューされたが、なぜか「SECRET AGENT MAN」が削られていた。 今回のおすすめは、まさにその「SECRET AGENT MAN」である。ジョニー・リヴァースの1966年のヒット曲のカバーで、タイトル通り、レトロなスパイ映画のサントラにピッタリな楽曲だ。カバーもよくされ、テレビなどで聴く機会も多い名曲。が、VICIOUS DELITEバージョンは聴かないけどね。まあ、スティーヴン・パーシーは決して歌がうまいわけではなく、個性で聴かせるヴォーカリストですから、やっぱり彼のスタイルが好きな人以外はとっつきにくいかもしれない。RATT以降はあまり話題にもならなかったし。VICIOUD DELITEのサウンドは、とんがったロックンロールって感じかな。ちょっと安っぽいが、それも魅力だったりする。 この記事を書くにあたって、VICIOUS DELITEのことをネットで調べてみましたが、そのページの少ないこと少ないこと。結局、RATTというバンド以外では、あまり成功しているとはいえないスティーヴン・パーシー。それでも、アコースティックのライブアルバムをリリースしたり、サントラに楽曲提供したりしてます。もちろん、VICIOUS DELITEのオフィシャル・ページは見つからず。スティーヴンのオフィシャルをのっけときます。 STEPHEN PEARCY OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2006-06-20 11:07
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