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アメリカで売れるための、前作、前々作で聴かれたモダンでメロウな音楽性は、その姿を若干潜め、攻撃的なIN FLAMESが堂々の帰還でございます。最新作「COME CLARITY」は、前評判どおりメロディアスでヘヴィでアグレッシヴな力作。初期の頃の雰囲気に戻ったといえども、やはりメロディの質は違い、今作もモダン路線である。しかし、前二作とはアグレッシヴな点で大きな相違があり、メロディック・デス・メタル・バンドのベテランとしての力量をみせつける内容に仕上がっている。 で、おすすめは「VACUUM」。コンパクトで非常に攻撃的な楽曲。サビの部分はノーマル・ヴォイスのコーラスでメロディアスに歌い上げる。そして、やはりギターリフが印象的。アルバムの中でも一番耳を惹くメロディアスなリフであり、気持ちよく疾走している。アンダース・フリーデンのヴォーカルも、もうデス・ヴォイスというよりはがらがら声でシャウトしているような感じですな。 さて、今作にはリミテッド・エディションとしてCD盤と見分けの付きにくいDVDが付いております。ラストの楽曲をのぞく全曲をスタジオで演奏するメンバーをモノクロで写し続けるものだが、なぜかあてぶり。しょーもないという意見がほとんどですが、個人的には結構楽しめましたね。METALLICAの「ST. ANGER」についていたDVDぐらいは楽しめました。 IN FLAMES OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2006-02-17 14:37
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