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GOTTHARDが2005年にリリースした7枚目のスタジオアルバム「LIPSERVICE」。「今度はロックなアルバムになるよ」というメンバーの言葉通り、初期3作を思わせるハード・ロック然としたアグレッションが復活した作品に仕上がっています。このアルバムでGOTTHARDはハード・ロック路線に帰ってきたということになりますが、ここ最近1枚目のアルバムから聴き直していますと、前作「HUMAN ZOO」でもその兆しがあったことに気付きました。原点回帰とはまた違い、これまでにリリースしてきた作品のサウンドをしっかりと踏襲し、エモーショナルなハード・ロック・サウンドをしっかりと聴かせてくれるアルバムです。また、ここ2枚のアルバムで顕著だったアメリカンなサウンドは少々控えめになり、初期の頃を思わせるブリティッシュなウェットでブルージーな楽曲が復活していて、どこか懐かしささえ感じさせるオーセンティックなリフや鳴り響くオルガンのサウンドが印象的です。メロディについてもキャッチーで、特にバラードで聴かせるドラマチックなメロディは感動的で素晴らしく、彼らの作曲能力の高さを物語ります。 そんなアルバムからのすすめは「THE OTHER SIDE OF ME」。軽快でキャッチーなギターリフで幕を開け、楽曲を分厚く彩るオルガンのサウンドやグルーヴィなヴォーカルがこれまでになくモダンでヘヴィなナンバーのように思えますが、サビでは一転メランコリックで思わず口ずさみたくなるようなメロディを聴かせる、しっかりとしたGOTTHARD流のハード・ロック・ナンバーです。オーセンティックな感覚とモダンな感覚が見事に融合された楽曲で、GOTTHARDにとっては結構新機軸なタイプだったりします。残念ながら、スティーヴ・リーのエモーショナルなヴォーカルはちょっと生かされてない気もしますけどね。 さて、「LIPSERVICE」と言うアルバムは単純にハード・ロック路線に戻ってきただけの作品ではなく、しっかりと新たな挑戦も聴かせる意欲作なのです。「LIFT U UP」のシンプルでリズミカルなアレンジや「ANYTIME ANYWHERE」のちょっとダークで都会的なサウンドなどは彼らがまだまだ成長し、それでも自分たちのスタイルをちゃんと理解していた証拠だったと思います。 GOTTHARD OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2010-10-27 11:56
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