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2010年5月のリユニオン・ツアーでの来日も記憶に新しいDIZZY MIZZ LIZZY。まぁ、9月にもう一度来日し、ファイナルをここ日本で迎える予定ですけどね。そんな彼らは1988年にデンマークで結成され、1994年にセルフタイトルのアルバムでデビュー。セカンドアルバムにしてラストアルバムとなった「ROTATOR」はその2年後、1996年にリリースされています。スリーピースバンドと言う事でサウンドはとにかくシンプルで、そのシンプルさが彼らの個性的な要素すべてを浮き彫りにしていると言えます。哀愁を感じさせる穏やかなメロディやティム・クリステンセンの透明感のあるヴォーカル、一筋縄ではいかないひねくれた楽曲展開、デビューアルバムで確立されていたバンドの個性はすべて本アルバムにも継承され、さらにはバンドとしてのまとまりをさらに強く感じさせるアルバムに仕上がっています。前作にあった際立った1曲と言うものはないですが、アルバム全体を覆うアーティスティックな雰囲気はより増し、複雑怪奇な楽曲展開も心地良い。どちらかと言うとポップなメロディとプログレッシヴな楽曲展開が採り上げられるバンドですが、ギターリフはなかなかにハードだしベースやドラムの音もぶっといんです。 そんなアルバムからのおすすめは「BACK-BONE-BEAT」。スリーピースバンドとは思えないサウンドの分厚さが印象的で、アルバムの中でもかなりハードな部類に入るハード・ロック・ナンバーです。とはいえ、ティム・クリステンセンのヴォーカルは伸びやかで、ギターリフはかなりポップ。ハード・ロックっぽく聴こえるのはソロパートのせいか。シンプルだからこそよく聴こえるベースはぶんぶんうなって迫力があるし、奇怪なリズムを奏でるドラミングもかなり個性的でプログレッシヴですが、突き放すような難解さは感じられず、それこそDIZZY MIZZ LIZZY最大の魅力でしょう。 さて、バンド自体は1998年に解散していますし、オリジナルアルバムは2枚しかリリースしていません。フロントマンであったティム・クリステンセンは2000年からソロ活動を始め、これまでに4枚のアルバムを母国でリリースし、今でも人気があるようです。 by 9215 |
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| 2010-08-24 15:59
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