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1982年に大帝国で結成され、実は今でも活動を続けているTOKYO BLADE。N.W.O.B.H.M.後期の1983年にセルフタイトルのアルバムでデビューしましたが、2010年7月にそのアルバムが2枚組となって再発されました。1984年に「MIDNIGHT RENDEZVOUS」とタイトルや収録曲を変更してリリースされたものではなく、1983年のファースト・エディションの再発です。アルバム自体は1983年にリリースされたままの9曲収録ですが、今回は2枚組の再発という事で、12曲のボーナストラックが2枚目のディスクに収録されています。1984年にリリースされたEPの方の「MIDNIGHT RENDEZVOUS」のROADRUNNER盤にボーナストラックとして収録されていた「DEATH ON MAIN STREET」に始まり、1985年のEP「MADAME GUILLOTINE」から3曲、1984年のEP「MIDNIGHT RENDEZVOUS」から全曲、そして、1985年にリリースされた3枚目のアルバム「BLACKHEARTS AND JADED SPADES」に向けて同年にリリースされたオフィシャル・ブートレグ「THE CAVE SESSIONS」から全曲がチョイスされています。 そんなアルバムからのおすすめは「BREAK THE CHAINS」。セルフタイトルのデビューアルバムに収録されているアグレッシヴなスピードナンバーです。とにかくノイジーなサウンドでキャッチーなリフを弾くギターがなんともカッコイイ。金切り声のへたうまヴォーカルもあの熱かった時代を感じさせ、イギリスらしい哀愁を少しとMOTÖRHEAD的な疾走感がうまいバランスでミックスされた元気いっぱいのナンバー。 バンド名やアルバムジャケットにそこはかとないダサさを感じさせますが、そのサウンドは間違いなくN.W.O.B.H.M.を代表するバンドだったTOKYO BLADE。日本人としては、日本に興味を持ってくれるのはうれしいけど、やっぱりちょっと抵抗がありますよね。でも、そんな引っ掛かりをちょっと忘れて聴いてみて損はないバンドだと思います。2枚目のアルバムもボーナストラックたっぷりで再発してほしいですが、もうあまりマテリアルがない様な気がしないでもない。ちなみに、本アルバムの日本盤仕様が9月8日にリリースされる予定。日本盤仕様なので、たぶん帯がついてるだけだと思いますけど、もしかしたら日本語の解説もあるかもね。さらに、10月には何かやらかすようです。ニューアルバム? TOKYO BLADE OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2010-08-09 12:08
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