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SUPERCHRISTではロックンロールからの影響を強く感じさせる極初期のN.W.O.B.H.M.サウンドを聴かせ、PHARAOHではバリバリの正統派アメリカン・ヘヴィ・メタルをプレイするなど、現代において懐古主義的ヘヴィ・メタル・サウンドを追求しまくるクリス・ブラックという男。そんな彼がもうひとつ掛け持ちでやってるプロジェクトが今回ご紹介するHIGH SPIRITS。2009年に結成され、同年に2枚のデモを制作。その2枚のデモを1枚にまとめ、さらに2曲のボーナストラックを追加してCD化されたのが、今回採り上げるセルフタイトルのアルバムです。HIGH SPIRITSの音楽性はSUPERCHRISTに近い、ウェットなブリティッシュ・ヘヴィ・メタル。ほのかに哀愁漂うキャッチーなメロディと多彩なギターリフ、ヘヴィ・メタル由来の疾走感があり、これまたオールドスクールなサウンドに仕上がった楽曲ばかりです。とにかく情報が少なくて、ヴォーカルとベースがクリス・ブラックであるという事以外、レコーディング・メンバーが誰なのかよくわかりません。ただ、ライヴのときはSUPERCHRISTやZÜÜLのメンバーがプレイしているよう。 そんな彼らのアルバムからおすすめするのは「NEVER GOING BACK」。2009年4月に発表したHIGH SPIRITSとしては2枚目のデモの1曲目を飾ったナンバーで、ノイジーなギターリフと哀愁のメロディが心地良い疾走感を伴ってN.W.O.B.H.M.マニアのみなさんの心に突き刺さります。アメリカのバンドながらここまでウェットなサウンドを生み出せることに驚くと思います。それに、クリス・ブラックのヘタウマなヴォーカル、デモ音源という事で決して最高ではない音質、リフにメロディ、それらすべての要素が絶妙なバランスで混ぜ合わされ、うまく80年代の空気感が醸し出されています。しかし、アグレッションに関しては現代的であり、ただ古臭いサウンドをプレイしているわけではありません。そこらへんがクリス・ブラックという男のセンスの良さですね。 さて、HIGH SPIRITSは2010年になってから、自主制作でシングル「LET'S ROCK」をリリースしています。彼らの公式マイスペースでカップリングの「RUNNING HOME」と合わせて2曲とも聴くことができますが、若干アメリカン・ヘヴィ・メタルっぽいからっとしたサウンドになってますね。とはいえ、ギターリフのカッコ良さが尋常じゃありません。 HIGH SPIRITS OFFICIAL MySpace by 9215 |
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| 2010-07-27 11:45
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