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N.W.O.B.H.M.というムーヴメントは実に様々なジャンルのバンドを包括していたわけで、今回ご紹介するCHEVYも、ヘヴィ・メタルというよりはタイトなハード・ロック・サウンドが特徴的なバンド。CUPID'S INSPIRATIONという10年のキャリアを持つポップグループがその前身。というわけで、デビューアルバムである「THE TAKER」では10年のキャリアに裏打ちされたしっかりとしたテクニックとサウンドで、実に堂々としたブリティッシュ・ハード・ロックを聴かせてくれます。ウェットなメロディながらライトなサウンドやタイトなドラミング、印象的なギターリフなどなど、N.W.O.B.H.M.らしいサウンドが詰め込まれた好盤。メロディ的にはPRAYING MANTISなどの叙情的なハード・ロックを思い出させながらも、より硬派なハード・ロック・サウンドで、楽曲によってはアメリカン・ロックを彷彿とさせるような明るいものもある。N.W.O.B.H.M.期の名盤というだけでなく、ハード・ロック・アルバムとしてもかなりの完成度を誇る作品なんですが、残念なことに今回の初CD化は思いっきり盤起こしです。ボリュームを上げるとあのチリチリというレコード特有のノイズが聴こえてしまいます。 そんなアルバムからのおすすめは冒頭を飾るタイトルトラック「THE TAKER」。丸みのあるギターサウンドが奏でるキャッチーなギターリフに哀愁のメロディをつま弾くリードギター、ダンディズム溢れる男らしいヴォーカル、そしてウェットな音質。どこを切ってもブリティッシュ丸出しのハード・ロック・ナンバーです。PRYAING MANTISほど露骨に哀愁のメロディを奏でないあたりが個人的にはツボで、それなりの哀愁と男臭さをバランスよく有するサウンドはカッコイイの一言です。 さて、CHEVYはセカンドアルバムのレコーディングも始めていたようですが、途中で解散。5年後にBADFINGERのボブ・ジャクソンを加入させて再結成するものの、その時はRED ON REDと名乗っていたらしい。RED ON REDとしてアルバムをリリースしたのかどうかは……わかりませんでした。 by 9215 |
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| 2010-07-17 11:53
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