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ハスキーヴォイスの酔いどれ詩人、タイラ率いるTHE DOGS D'AMOURは、1983年にイギリスはロンドンで結成された。長らくアンダーグランドで活動を続け、1984年にフィンランドのみでアルバム「THE STATE WE'RE IN」を、1988年に「(UN)AUTHORIZED BOOTLEG ALBUM」というコンピレーション・アルバムをリリースし、同年に今回ご紹介する「IN THE DYNAMITE JET SALOON」をリリースします。タイラ曰く、本アルバムこそTHE DOGS D'AMOURのファースト・アルバムなんだとか。実質はセカンドアルバムですけど、ファーストアルバムはフィンランドのみのリリースだったし、メンバーもまだまだ流動的でしたからね。そんな満を持してのスタジオアルバムですが、時代を全く反映していないルーズでラフなロックンロールが詰め込まれています。しかし、決してテクニックで聴かせるバンドではなく、彼らが生み出すどこかけだるい雰囲気のロックンロールというのは当時のシーンとしてはなかなかに異色の存在で、それが逆にカッコイイと感じた人も多いはず。THE ROLLING STONESなどを思わせるサウンドながら、もっと退廃的でグラム・ロックの要素が強いです。 そんなアルバムからのおすすめは「LAST BANDIT」。どこか暗くウェットなイギリスらしいロックンロール・サウンドが並ぶ中で、この楽曲の冒頭でかき鳴らされるギターサウンドはまるでロックをプレイするボブ・ディランやニール・ヤングを思わせる。というか、この楽曲を聴いたらすぐに「ROCKIN' IN THE FREE WORLD」を思い出すかな? エレクトリック・サウンドだけじゃなくて、アコースティックなナチュラルな要素が入ってるって言うところも似てるしね。アメリカン・ハード・ロック的なカッコよさとルーズでグラムちっくなロックンロールがミックスされたナンバーで、ヒロイックな哀愁漂うメロディが魅力的です。 さて、THE DOGS D'AMOURは1993年までに「THE STATE WE'RE IN」を含めて6枚のスタジオアルバムをリリースして解散。タイラはソロ活動を始めますが、1999年に再結成し、2000年には7枚目のスタジオアルバム「HAPPY EVER AFTER」をリリースしています。THE DOGS D'AMOUR名義での目下の最新作は2005年の「LET SLEEPING DOGS...」ですが、すべての楽器をタイラが演奏するという、もはや彼のソロアルバムです。また、2010年にはTYLA & THE DOGS名義で「BLOODY HELL FIRE」という2枚組のライヴアルバムをリリースしています。 TYLA'S OFFICIAL MySpace by 9215 |
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| 2010-07-01 11:35
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