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EDGUYのフロントマンとしてシーンに登場し、今やジャーマン・メタルを背負って立つと言っても過言ではないトビアス・サメット。そんな彼が立ち上げたサイドプロジェクトがTOBIAS SAMMET'S AVANTASIAである。2008年に3枚目のスタジオアルバムとなる「THE SCARECROW」をリリースし、この作品から始まる壮大な物語は当初前・後編の予定だったらしいが、結局はトリロジーとなり、前作から約2年ぶりに2枚のアルバムが同時リリースされました。で、今回はその『THE SCARECROW SAGA』の第2部となるアルバム「THE WICKED SYMPHONY」を採り上げます。これまで同様豪華なアーティストを招き、基本的には前作の延長線上にある普遍的なヘヴィ・メタル・アルバムに仕上がっています。しかし、前作を遥にしのぐドラマティックな展開と哀愁漂うキャッチーなメロディが満載で、少々モダンなサウンドにシフトチェンジした前作にがっくり来ていたファンも本アルバムには大満足なのではないでしょうか。 そんなアルバムからのおすすめは「DYING FOR AN ANGEL」。先日惜しくも解散を発表したSCORPIONSのクラウス・マイネがゲスト・ヴォーカルとして参加している楽曲で、欧州らしいウェットな感覚とメランコリックでありながらどこかポップで親しみやすいメロディが印象的なナンバー。最初からクラウス・マイネが歌うことを想定して書かれたと思えるほど彼の声にぴったりとマッチしたナンバーで、クラウスだからこそ醸し出せる雰囲気が、壮大なコーラスワークやアレンジとあいまって実に勇壮で感動的な楽曲に仕上がっています。まぁ、実際はクラウスが歌ってくれることになって、トビアスがSCORPIONSっぽくアレンジしたらしいですけどね。 さて、多くのゲスト・ヴォーカルが参加しているアルバムですが、やはり参加するヴォーカリストのことを想定して書かれたのかな? という楽曲がいくつもあります。たとえばマイケル・キスクが歌う「WASTELANDS」は明らかに古典的なメロディック・ジャーマン・メタル風で、彼の伸びやかなヴォーカルを堪能できますし、ティム・“リッパー”・オーウェンズが参加する「SCALES OF JUSTICE」なんかは非常にアグレッシヴで、冒頭の雄叫びはやっぱりロブ・ハルフォード? 各ゲスト・ヴォーカルの良さを十分に発揮させるトビアス・サメットの作曲能力には、本当に驚かされます。 TOBIAS SAMMET OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2010-04-14 18:58
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