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まぁ、ついでと言っちゃなんなんですが、今回もレナード・コーエンの楽曲をおすすめしたいと思います。それも、僕が彼のことを知るきっかけになったというただ個人的に感慨深い楽曲です。レナード・コーエンというアーティストを僕が知った当時、クエンティン・タランティーノの映画が世界を席巻していた(と思う)。ギャングたちの下品でクールな会話をメインに据えたまるで舞台のような「レザボア・ドッグス」でデビューし、かつてのダンス・キング、ジョン・トラボルタをメジャーに引き戻した「パルプ・フィクション」が話題になっていた年、もう1本タランティーノがらみの映画が公開された。それが「ナチュラル・ボーン・キラーズ」。監督はオリバー・ストーンで、結局最初の脚本を書いたタランティーノの意図する作品には仕上がらなかったものの、話題性はばっちりで僕は映画館に足を運んだ。そして、聴いてしまったのだ、衝撃的なレナード・コーエンの楽曲を。 映画のオープニングで使用されていたのは、今回のおすすめでもある「WAITING FOR THE MIRACLE」。1992年リリースのアルバム「THE FUTURE」に収録されている楽曲で、レナード・コーエンは前作あたりからエレクトロニクスの使用によってサウンド的に若干の変化が聴かれ始めた頃である。さて、この楽曲、彼の低いバリトンで語るように歌うスタイルや女性ヴォーカルによるコーラスなどはこれまでと変わらないものの、バックのサウンドがこれまでになく重厚で、さらにはずぅーんと沈みこむような暗さがあり、それでいてかすかなウェスタンな香りと独特のダンディズムに彩られたナンバーに仕上がっている。スローな楽曲展開とメランコリックなメロディが7分以上も続くダークな楽曲ながら、なぜかそれを心地良く感じてしまう。歌詞の意味がわからなくても、楽曲の中に物語がちゃんと存在していることが分かるし、もっと身を委ねていたくなるような不思議な魅力を持った楽曲です。 映画「ナチュラル・ボーン・キラーズ」では、他に「THE FUTURE」というタイトルトラックも使用されていました。そちらもおすすめで、また、レナード・コーエンの楽曲にしては陽気でアップテンポな「CLOSING TIME」もおすすめ。というか、このアルバム自体がかなりおすすめです。ただし、このアルバムからレナード・コーエンを好きになってしまうと、初期の彼のサウンドが厳しく感じられるかも。 LEONARD COHEN OFFICIAL SITE by 9215 |
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| 2009-11-16 11:52
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