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正月休みも終わり、お金持ちは続々とハワイから帰国……というわけではありませんが、年明け一発目に登場はHAWAIIです。徐々に日本人化しつつあるあのマーティ・フリードマンがキャリアをスタートさせたバンドで、その名の通りハワイ出身。「THE NATIVES ARE RETLESS」は彼らのセカンドアルバムにあたり、「アロハ~オエ~」というなんともほのぼのとするハワイアン・ミュージックで幕を開ける。しかし、直後にまるで雷鳴の如くノイジーなギターサウンドが鳴り響き、それからは80年代ヘヴィ・メタルを代表すると言っても過言ではないほどアグレッシヴでメロディアスなヘヴィ・メタルのオンパレードです。なぜこれほどのアルバムがずっとCD化されずにいたのか不思議なくらいだと感じるぐらい。とはいえ、良い意味でも悪い意味でもB級メタルなアルバムですけどね。 そんなアルバムからのおすすめは「TURN IT LOUDER」。マーティさんが在籍しているということで、やはりどうしてもギタープレイに耳がいってしまいますね。この楽曲では非常にキャッチーなギターリフを弾いていて、それほど派手さはないんですが、ソロではアグレッシヴな速弾きをちょこっと披露しています。また、どうしてもマーティさんにばかり注目が集まりますが、ヴォーカルのエドワード・ポール・デイがハスキーなハイトーン・ヴォーカルを聴かせていて、パワフルなヘヴィ・メタルに非常にマッチしています。アルバムにはいろんなタイプの楽曲が収録されてますが、この楽曲はL.A.メタルを感じさせるかな。 本アルバムがリリースされた85年当時、ジャケットはアメリカ盤とドイツ盤、フランス盤の3種類あったようですが、再発したAXE KILLER RECORDSがフランスのレーベルということでフランス盤のジャケットを採用しているみたい。このレーベル、かつては普通にアルバムをリリースしてましたが、一度倒産していて現在はかつて自分のところで扱った作品の再発を主にしているよう。かつてはなかなか有名どころのアルバムをフランスでリリースしてました。 by 9215 |
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| 2009-01-05 11:55
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